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いつかまた会える―顕信:人生を駆け抜けた詩人



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いつかまた会える―顕信:人生を駆け抜けた詩人
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顕信、その今性を教えてくれた作品!

香山リカといえば多彩な精神科医だ。大学の助教授、臨床医、評論家・作家…。このあまりにも順風満帆なだれもがうらやましがるセレブな生活にも虚無感がつきまとうという。最初、なに言ってるんだいと少しむっとし、読み終わる頃には少し理解できた気がした。顕信とその作品に出会って、香山リカはそこにある「自分」に恐ろしくシンパシーを感じたのだろう。彼はときに自意識過剰、孤独、あるいはミーハーに自由律俳句を精力的に作り続けた。同世代の二人だが、顕信は25歳という若さで死に、香山は生き残る。その生き残った者として、何かを伝えたい。そんな彼女の声がこの作品には聞こえてくる。君はこんな人だったんだねと、尾崎豊や鬼束ちひろを解して、そっと会ったこともない友人、顕信に語りかける彼女は、評伝の新境地を築いてみせてくれた。少々ウエットではあるが、読む価値大いにあり。



中央公論新社
住宅顕信読本―若さとはこんな淋しい春なのか
生きいそぎの俳人住宅顕信―25歳の終止符
ずぶぬれて犬ころ
住宅顕信全俳句集全実像―夜が淋しくて誰かが笑いはじめた
未完成―住宅顕信句集 (顕信文庫)







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