いよっ、名探偵!
東京近郊の新興住宅地に住む高田さん夫婦。二人の年齢は合わせて150歳。子どもの頃からずっと同じ町に住み、町の移り変わりを見てきた老夫婦と、気になる事件が起こって相談相手を探していた小学生、雄一とのやり取りが、核家族化の進む今、何だか懐かしくなるような気がしてきます。殺伐としている現実ではこういう素敵な交流はないのかな、と寂しくもなります。が、とにかく雄一のまわりで起こった謎や事件に挑戦する高田さんの活躍は読みやすく、いくつかの事件がそれぞれ分かれて書かれているので、長い物語を読みきれない子でもいつの間にか1冊読み切ってしまえる、楽しい作品だと思います。 続編が出るといいですね。
岩崎書店
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